今日から8月 感染症にご注意あれ

結核感染者は実に5人に1人 

ほとんどの感染者は自分の免疫で結核菌を封じ込めてしまう。

感染者のうち1割程度の方が結核菌に負けて発病するようだ。

国内の新規発病者は年間2万人 結核により亡くなる方 年間に2000人 参考資料

 

今日で入院40日目

 今朝の担当Drと私の会話

 Dr:『薬の副作用もなく、経過は順調のようですね・・

             レントゲンを見ると肺の空洞部も小さくなってきてますよ・・・』

 私:『ありがとうございます。なんとか遅くとも9月末までには退院したいです。

                   10月には娘の結婚式もあるので・・・』

 Dr:『・・・菌の出方から判断して10月末 もしくは半年・・何とも言えません・・・』

 私:『えっ・・・自分の計算では8月の検査次第で9月末には・・退院を・・・』

 Dr:『菌がね~・・ん~何ともね~・・多いからね~』

 『おいおい それならもっと効く薬を俺に投薬しろ、副作用が出るギリギリせめろ 

 俺ピンピンしとるやろ 簡単に入院長引かせるな・・色々あんねん』と心で訴えた

  

 

入院経緯:肺の違和感(咳・痰)から呼吸器科を受診~『肺結核(発病)の疑い』診断

     病院から関係各所へ通告~隔離病棟へ~保健所職員来院からの入院勧告及び

      接触等の調査協力《接触者は保健所から結核診断の指導通告が出ます》

     2週間の隔離病室での診断後『肺結核疑い』から『肺結核確定

     これにて長期(最低2ヶ月)入院が確定 

 

   まず、結核と診断され慌てないために覚えておきたい、大きな違い。

   結核感染

     病院から薬をもらって、ちゃんと飲めば発病せずに完治する。

       入院する必要もない

     『感染源』じゃないので他人にうつす心配はない。

 

  結核発病

      入院(隔離)させられます。入院・治療費用は原則、国が負担してくれます。

      私のように排菌していれば『感染源』です。他人にうつす恐れがあると

      言うこと発病=『感染源』ではないようです。自分の体に悪さをしても

                          排菌をしていない人もいるようです。

        病院は関係各所に届出義務が生じ、それを怠ると法律により処罰される。

       

    いずれにせよ薬をちゃんと飲んで治療に専念すれば治る病気なのです。

 

  今、思うこと

   今年に入って受けた健康診断のレントゲンで肺に影があるので精密検査を何度も勧められて

    いたが受診しなかった。なぜなら一昨年も同じことを言われ内視鏡検査までして

    異常が見つからなかった。また同じことと思い受けなかったのだ。喀痰検査も異常なく、

   自分の中で結核とは全く想像もしていなかった。あの時ちゃんと受けてればここまで進行              

    していなかったかもこればかりは今さら何とも言えないが・・・

   

   咳・痰が2週間以上続く方は最寄りの保健所に結核診断の相談をすれば                                     専門医を紹介してくれます。

                                                                      

    換気の悪い場所や人ごみに行く機会の多い方、特に病院に行く際は

     細菌予防N95マスクの携帯着用をお勧めします。